爽快感

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相撲稽古は、普通の人が見れば、過酷な場面もある…

しかし、決して制裁が目的ではなかった…


ぶつかり稽古で、苦しみのあまり、腹這いになって、呻き声を出してしまう…

「みっともねえ!(笑)声出すんじゃねえ!(笑)」

と腹を蹴られ、

土俵の砂を口に入れられる

相撲の知識がない方が見ればリンチと思うだろう…

しかし実際は、先輩達はこれぐらいなら、耐えられるだろうと判断して、稽古を課している

「こんなに息上がり、動けないのに砂を口に入れるなんて…

無茶苦茶だ…」

と思ったこともあった

洗礼受けると死ぬような思いをする…

しかし、最後にシャキッとなる

嘘ではない…

自分の実態験からも断言する

ぶつかり稽古やってると、息上がり、息が耐え絶えになる

ところが暫くすると、気持ち昂り竹刀で叩かれようが痛くなくなる

そしてぶつかり稽古終わった後の爽快感は、

あれほどの清々しい気持ちは、この上ない…