後ろ手戒め
「それで終わりか?(笑)今日は大人しい縛りだな!(笑)」
片品親爺は手酌で酒を注いだ
「可愛い芋虫を今から恐がらせたんじゃ、これからの調教に障るかと思いましてな!(笑)プレイの度に萎縮されては興醒めでしょう!(笑)」
「なに!(笑)大丈夫だよなあ!(笑)三箇山!(笑)もしそうなったときは、たっぷりアルコール浣腸して、麻酔がわりに酔わせてやれば済むことだ!(笑)聞いとるか!(笑)三箇山!!(笑)」
「…は…はい…」
踵がついていない俺は…自分の名前を呼ばれてやっと返事をした
肩先をくねらせた
後ろ手戒められている腕に痛みが走る
「見物しとるだけじゃ、退屈か!(笑)」
片品親爺は欄間に回っている縄を大介に外させた