負けの美学

f:id:hatosarueru:20190914121511j:plain昭和49年高校入学し、相撲部入部

体は小さく、まったく相撲にならなかった

「気持ちを強く持て!!」

祖父に良く言われていた

小兵なりの立合い瞬発力、技の切れ、土俵際の粘り、しぶとさ、これを磨くことも出来ず、吹っ飛ばされる毎日…

「負けてもいい!土俵上で背中に砂を着けるな!土俵下に転げ落ちるな!負けるなら、前に手を付け!寄りきられるな!吊り上げられるな!」

祖父によく怒鳴られた…

「攻める!、守る!、止まる!

相撲の流れを考えて稽古しろ!!」

15尺の土俵の攻防、立合いの緊張感は相撲を取った者しかわからない…

「俵を割らせるな!」

祖父の言葉が、蘇る…