汗を嘗めとり

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寅雄さんは縛られたまま。俺のM字開脚されている足元から頭の方へいざっていき、耳元で

「大丈夫…大丈夫…」

寅雄さんは俺をあやすような口調で言う

上体を倒し、目尻を伝っている汗を舌で舐める

こめかみから耳の汗も嘗めとり寅雄さんは、耳たぶに優しく息を吹き掛ける

「あはっ…」